概要
主演:奈緒
原作:ハルノ晴『あなたがしてくれなくても』(双葉社)
脚本:市川貴幸、おかざきさとこ、黒田狭
演出:西谷弘弘、髙野舞、三橋利行(FILM)
視聴率:
第一話 5.8%
あらすじ(※ネタバレ注意!)
吉野みち(奈緒)はフタバ建設・営業推進部で働くOL。結婚して5年になる夫・陽一(永山瑛太)と仲は良いが、セックスレスになって2年が経っていた。自分に魅力がないのかと悩むみちは、後輩の北原華(武田玲奈)にどこで下着を買っているのかと聞き、勧められるがまま刺激的な下着を買ってしまう。その日の夜、レスのことでギクシャクしていた2人だが、次の水曜日は早く帰るからしようと約束する。
そして約束の水曜日。みちは帰宅途中、会社にスマホを忘れたことに気がつき取りに戻る。すると陽一から帰りが遅くなると連絡が入っていた。落ち込むみちだが、1人残業する会社の先輩・新名誠(岩田剛典)を見つけ仕事を手伝うことに。新名は奥様思いと評判の上司だった。仕事も方が付き帰ろうとするみちだが、陽一からは先に寝るよう連絡が入っていた。家に帰る気にもなれず外で1人お酒を飲んでいると、帰宅途中の新名が通りかかり2人で飲むことに。夫婦なら悩むこともあると話す新名に、みちは思わずセックスレスであることを打ち明けてしまう。一瞬気まずい雰囲気が流れたが、みちは人に打ち明けたことにより心が軽くなり、もう一度陽一と向き合うことを決意。陽一に次の水曜日の予定を聞くが、そういうのは約束してするものじゃないとはぐらかされてしまった。
最悪の気持ちのまま迎えた水曜日。会社で新名に夫婦仲は順調かと聞かれたみちは最悪だと答える。すると新名は再び飲みに誘うような言葉を残して立ち去る。会社帰り、以前飲んだ場所で待つみちだが、新名は現れなかった。
それから数日後、陽一はみちのために新しいキーケースを買って帰る。それを見て文句を言ってしまったみちは、自分も昔と変わってしまったことを自覚する。まずは自分が変わらなきゃと陽一に話し合いを持ちかけるが相手にされず、それでも諦めず話を持ちかけると、みちの態度がプレッシャーだと言われてしまう。終いには「性欲強くない?」と言われ、みちは思わずクッションを投げつけ家を出た。会社でまた新名から近況を聞かれたみちは喧嘩したことを伝え、今は無理してでも陽一と向き合うと話す。その夜みちは陽一の働くカフェを訪れる。ただエッチしたいわけじゃなくて愛されてる実感が欲しいと話すみち。愛しているから結婚したわけだし、このままの生活を送りたいと話す陽一。さらに陽一はEDかもしれないとみちに打ち明けるのだった。
数日後、みちは会社の同僚たちと花見をしていた。心配して声をかけてくれた新名に、喧嘩して楽になったと話すが、その顔は晴れない。それでも心配する新名にみちが強く当たると、新名は自分達もセックスレスだと打ち明ける。1人になろうとその場を離れようとしたみちを引き留め、新名は強く抱きしめる。時を同じくして、陽一の働くカフェには、付近で工事作業を行っていた女性が陽一を訪ねていた―――。
感想
「不幸せじゃないことが、どれだけ幸せなことか、私たちは忘れがちだ」
第一話から胸が苦しくなるドラマだった……。みちの言葉が刺さりました。勝手に期待して落ち込んだり、過去と比べてしまったり。些細なことが積もって今の自分はすごく不幸なんじゃないかと考えてしまう。でも側から見たら仕事があってパートナーがいて何不自由なく暮らしていて、きっと幸せなんです。でもそうじゃないんだよね。そりゃあ誰だって「心も身体も満たされたい」って思っちゃう。実際過去に満たされていた時を経験しているなら尚更。
俳優陣の演技が妙にリアルで生々しかったですね。ドンピシャとはいかずともみちに感情移入してしまう人は多い気がする。私は原作を読んだことはないので、すごく読みたくなりました!これはどう進んでいくんでしょうか……。タイトルが『あなたがしてくれなくても』ですからね。その続きにどんな言葉が当てはまるのか、これは最終回まで見届けないといけない!でも辛くて見てられなくてリタイアの可能性も正直あります(笑)とりあえず2話を楽しみに待ちたいと思います!
この記事を書いたのは……
かほこ
生粋のドラマ好き、かほこです!
毎クール10~15作品ほど視聴しています!Tverで後追い派。
涙もろいのでタオル片手にドラマ見ることも少なくないです。
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