概要
主演:髙橋海人(King & Prince)、森本慎太郎(SixTONES)
脚本:今井太郎
演出:狩山俊輔、伊藤彰記、長沼誠
視聴率:
第一話 4.7%
第二話 4.7%
あらすじ(※ネタバレ注意!)
オードリー・若林正恭(髙橋海人)と南海キャンディーズ・山里亮太(森本慎太郎)によるユニット『たりないふたり』は、人気絶頂の中、解散ライブを始めようとしていた。
時は遡ること12年前の2009年。2人はプロデューサー・島(薬師丸ひろ子)に引き合わされ、とある居酒屋で初対面を交わす。島が到着するまでお互い一言も話さず、印象も最悪のまま終えた初対面―――。
さらに時は遡り、2人が出会う前、それぞれの高校時代。進路希望も埋められず、現状に退屈する2人。
山里は親友ためちゃん(倉悠貴)の「時々面白いから芸人になりなよ」という何気ない一言と、当時好きだった子のタイプが"面白い人"だったことにより、お笑い芸人を目指すことを決意。ためちゃんを付き合わせて日々特訓を重ねていた。
一方の若林は前の席に座る春日(戸塚純貴)の襟足を毎日少しずつ切るという、なんてことない日々を送っていた。
山里の好きな子には他に彼氏ができてしまう。それでも諦めずに芸人になる努力を重ね、ある日その子に聞こえるように自分の過去の恥ずかしい笑い話を語る。初めて好きな子から面白いと言ってもらい、親友のためちゃんからも「面白いから芸人になりなよ」と改めて強く背中を押される。芸人になりたいと親への説得を試みるが、父には頭ごなしに反対され、母には「そんな恥ずかしいこと大きな声で言えてすごいね」と言われる始末。それでも山里の心は折れなかった。
若林の方はと言うと、クラスで1番面白いやつを決める投票で1票自分に入っていた。しかもその投票してくれたクラスメイトが、若林は面白いんだと他のクラスメイトに殴りかかったのだ。そこから教室内で大乱闘が始まるが、若林が自分で「俺は面白くない!」と叫びその場は静まる。人に殴りかかれるほど自分を面白いと思ってくれている人が存在することに驚くと同時に、もしかしたら自分は面白いのかもしれないと思い始める若林。
捻くれた2人が芸人を志し立ちあがろうとする、そこに待ち受けるのは―――。
感想
まずはなんと言っても2人とも特徴捉えすぎ!(笑)特に髙橋さん!冒頭の楽屋から声だけ聞こえるシーンでは、あれ、ここだけご本人の声なのかな?と一瞬疑うほどでした(笑)独特のトーンやスピード、声質などそっくり過ぎて初っ端から感動しちゃいました!
終始ナレーション付きで進む物語。このナレーションが日本テレビの水卜麻美アナウンサー!スッキリでは山里さんが天の声として水卜さんと絡んでいたのに、このドラマでは水卜さんが天の声として山里さんの人生を語るなんて……!なんて素敵な配役!
冒頭のナレーションが私的にかなりグッと来たので一部紹介します!
「断っておくが、友情物語ではないし、サクセスストーリーでもない。そして、ほとんどの人において全く参考にはならない。だが、情熱はある」
こんな前置きからのタイトルコール。いやぁ痺れましたね。
ほぼ実話と言うだけあって、感情の描写や出来事一つ一つがリアルだったような気が……。山里さんのカフェで恥ずかしい過去話をしたエピソードも本当にあった出来事なんでしょうかね?ロケ地は実在する場所や2人が実際に訪れていた場所が使われていることも多いそうです!
あとは春日役を演じる戸塚純貴さんが良かったなぁ!お顔立ちは全然違うのに、どこからどう見ても春日さんでした!襟足ジャキジャキ切られているのに一切動じず(笑)あまり感情を表に出さないシュールな雰囲気。控えめに言って最高でした。あの役は戸塚さんで正解!
もう一人印象深かったのが山里さんのお母さん。ヒコロヒーさんが演じていましたね。幼少期から「すごいねぇ」と言い続け山里さんの自尊心を形成したお母さん。しかし芸人を志したいと説得するシーンでは山里さんの思いを全部聞いた上で「そんな恥ずかしいこと大きな声で言えてすごいねぇ」と一言発してその場を去ってしまいます。「すごいねぇ」の一言をあそこまで使い分けて、おもわず怖っ……と思わせるヒコロヒーさんの演技力!この先もぜひ注目していきたいところです!
前クールでこの時間帯に放送されていた『ブラッシュアップライフ』に続き、回を追うごとにどんどんハマっていきそうなドラマの予感!2話目以降も楽しみです!
この記事を書いたのは……
生粋のドラマ好き、かほこです!
毎クール10~15作品ほど視聴しています!Tverで後追い派。
涙もろいのでタオル片手にドラマ見ることも少なくないです。
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