『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明』第二話 因縁の相手の依頼！1億かけた真剣勝負〜あらすじと感想〜

概要

あらすじ(※ネタバレ注意！)

　2年前、諫間グループの社長・諫間慶介(仲村トオル)を弁護し、収賄の疑いを晴らした上水流涼子(天海祐希)。父から受け継ぎ諫間グループの顧問弁護士となった涼子だったが、傷害事件をきっかけに関係を断たれてしまっていた。事件当時、真っ先に手のひらを返した諫間は、涼子の殺したいリストナンバーワン。ある日、そんな諫間から突然仕事の依頼があった。ひとまず話だけ聞きに諫間の元へ。依頼は、1週間前から行方不明になっている娘の久実(白石聖)を探してほしいというものだった。

　早速大学に潜入し久実の周辺を探ると、六本木のクラブに出入りし、謎の女・円谷エリ(早見あかり)と広瀬リアム(猪塚健太)の2人と行動を共にしていることがわかる。不良に絡まれているのを助けられ、リアムから甘い言葉をささやかれた久実は2人を信じきっていた。会員制のシーシャバーで3人で落ち合っているとわかった涼子と助手の貴山伸彦(松下洸平)は、警視庁相談センターに勤める丹波勝利(丸山智己)の力を借りて中に入るも、久実たちに見つかり逃げられてしまう。涼子らの仲間で裏社会の住人・有田浩次(中川大輔)によると、エリとリアムは女の子に近づいて騙し、薬漬けにして高値で売り飛ばす極悪人だった。急いで助けるためリアムと久実のいる裏カジノに向かい久実を助けようとするが、エリに見つかり久実は再び連れ去られてしまう。

　後日、諫間の元に久実が薬物を注射されそうになっている動画が届き、解放してほしければ5千万用意するよう連絡があった。涼子と貴山は代理で受け渡しの場所へ向かい、5千万を渡し無事久実を保護する。しかし涼子はリアムに賭けを持ちかけた。リアムが1〜10の中で1つ数字を選び、涼子らが当てるというものだった。涼子らは賭けに勝利しお金も取り戻そうとするが、リアムは2人を突き飛ばし金を持って逃走する。涼子はエリと戦ったが、エリに馬乗りになって殴ろうとした際、過去の傷害事件の記憶が蘇り頭を抱えてしまった。

　久実と共に事務所に戻った3人。スーツケースに仕掛けを施したおかげで1億円も取り戻していた。賭けに関しては1日かけてリアムに今日のラッキーナンバーが2だと刷り込ませたことにより答えは最初からわかっていたという。久実の居場所がわかったのは、裏カジノの時点で久実にGPSを付けていたからだった。こうして無事久実を助けた涼子。しかし、家出した理由が犬を飼うことを許してくれない諫間に腹が立ったというものだったことに対して涼子は久実を厳しく叱り、家に帰した。

　翌日、諫間の元に報酬を受け取りに行くが、報酬はもらえなかった。自分の行いを反省した久実は家を出てしまい、結果的に諫間の元に戻るという依頼は果たされていないことになってしまったのだ。がっかりした涼子が事務所に戻るとそこには貴山と久実がいた。ここで働きたいと目を輝かせる久実を呆れた顔で見ていた涼子だが、諫間の唯一の弱点を手元に置いていくのは悪くないと考え採用する。こうして上水流エージェンシーは、涼子、貴山、久実の3人体制となった―――。

感想

いやあ今回も気分爽快の解決ストーリーでした！そんなに手の込んだ仕掛けやトリックは出てこないけど、最後の種明かし部分は毎度やられた……ってなりますね(笑)貴山はIQ140ですから、安心して見ていて良いって頭では分かりつつも、ついハラハラしちゃいます。

このドラマは衣装も楽しめますね！天海祐希さんのバブリー衣装やマダム衣装、どれも見ていて楽しくて、天海さん自身もすごく楽しそうなのがまた良いです。松下さんは何着てもかっこいい！キザになりきれない貴山のあのうぶな感じ、松下さんの良さが全面に出ていて最高です(笑)

白石聖さん『スタンドUPスタート』で準レギュラーとして出演していて、その時に「なんだこの美人は！？」と思った記憶がありまして(笑)だから今回キャストに名前があってすごく嬉しかったんですけど、今後涼子と貴山のバディではなく、久実も含めたチームになっちゃうのはちょっと望んでいた展開ではないかもです……。どの程度がっつり絡んでくるか分かりませんが、あの世間知らずなお嬢様が入ってくるのはあまり期待できないなーってちょっと思ってしまいました、、、。見てみないことにはわかりませんが！！今後の展開に要注目の作品です！

この記事を書いたのは……

かほこ

生粋のドラマ好き、かほこです！

毎クール10～15作品ほど視聴しています！Tverで後追い派。

涙もろいのでタオル片手にドラマ見ることも少なくないです。