概要
視聴率:
第一話 8.6%
あらすじ(※ネタバレ注意!)
“医療界のバンクシー”と称される天才外科医『Dr.チョコレート』。その正体は10歳の少女!?謎多き義手の男“Teacher”(坂口健太郎)が天才的オペスキルを持つ少女・寺島唯(白山乃愛)と共に、シンガポールから2年ぶりに帰国。帰りの飛行機の中で機長が突然意識不明となるも、2人の迅速な判断と的確な医療スキルにより機長は一命を取り留めた。その様子を見ていた東都新聞のエース記者・奥泉渚(西野七瀬)は「Dr.チョコレートを探している」とTeacherに近づくも、知らないと言われてしまう。「これは運命の出会いだ」と言い残して奥泉は立ち去った。
帰国して早々Teacherの元に一本の電話がかかってくる。次期総裁とも言われている衆議院議員・登戸龍男(長谷川公彦)を極秘で手術してほしいという依頼の電話だった。Teacherからの条件は「報酬一億円、秘密保持契約書へのサイン、そしてチョコレート」。唯とTeacherは手術に向けてクセありの医療のスペシャリスト達を集め「チョコレート・カンパニー」を結成。
Teacherが奥泉について調べると、彼女は2年前に起きた唯の両親が亡くなった事件について記事を書いていることが分かる。奥泉に連絡し情報交換を求めるも、すぐには応じてもらえなかった。
登戸の息子・龍彦(駿河太郎)から金の準備ができたと連絡がある。チームを集め人のいない夜中に手術を決行。チームのメンバー達はDr.チョコレートが少女だと分かり驚くが、すぐに手術を開始。すると、術中Teacherの元に奥泉から電話がかかってくる。唯の両親を殺した黒幕を教えると言うのだった―――。
それはなんと今手術されている登戸龍雄本人だった。それを聞いた唯は器具を置き手袋も外す。「こんな悪い人死んでも良い」と手術を投げ出した唯にTeacherは、お父さんからそんなことは教わってないはずだと諭す。パパは私を殺した犯人が患者でも助けるだろうと唯は納得し、手術を再開、無事成功した。違法で医療行為をしていると通報を受けた警察が病院の前まで来てしまい、チームは報酬の1億円とチョコレートを山分けし急いで病院を離れた。Teacherは登戸龍彦に2年前の事件の話をし、何も知らされていなかった龍彦は父を責め、総裁選への出馬の取り止めを決める。
帰りの助手席で寝てしまった唯が目を覚ますと、遊園地に着いていた。手術があるからと諦めていた友達との約束を叶えてあげるためTeacherが連れてきたのだった。無邪気に友達と遊ぶ唯。
Teacherはチームのメンバーをアジトに呼び、次の依頼に取り掛かろうとしていた。コーヒーを淹れようと立ち上がったチームメンバーの1人、出川(古川雄大)の腕には、2年前事件時に唯が見た新犯人の腕にあったタトゥーと同じものが―――。
感想
キャストがとにかく最高で、すーごくワクワクして見進めてしまったのが要因なのか、後半にかけての失速が……。
唯が術中にぐずっちゃうシーンがどうしても私にはちょっと受け入れられなかったんです、、、。すみません、、、。医療ドラマに限らず、専門的な知識を必要とするドラマって本当に繊細に扱う必要があるというか、実際にその職に従事している方々へのリスペクトを欠かしてはいけないと思うんです。もちろんドラマはフィクションであって、限りなく現実に近づける必要はないし、現実であり得ないからこそ面白い。でも、一歩間違えると冒涜になり得てしまう可能性もあるなと思っていて。今回がそうだったとは思わないけど、術中に泣いて、手術放棄して、あやされて再開してっていう流れに、それまでこのドラマに惹かれてときめいていた心がスッと冷めるのを感じてしまったというところです……。まあどう感じるかは人それぞれですからね。あくまで私がこのように感じたというだけで、それでドラマ全体を批判したいわけではないです!
だって実際手術シーンもすごく緊迫した雰囲気で、面白かったですから!あとはなんと言っても唯ちゃんの演技がすごかった。美味しそうにチョコを食べ、友達と楽しそうに遊び、助手席でこてんと寝ちゃう。それなのに術中の表情やセリフの言い回し、あの人数の大人を一括する毅然とした態度。子どもだから未熟と思っているわけではないですが、1人の役者として見入ってしまいました。そして周りを固めるチョコレート・カンパニーの面々もまあ豪華!個人的に全員好きな役者さんなので、これからあの8人の絡みがたくさん見られると嬉しいです!
古川さんは新犯人ではなく、犯人グループの一員なのかなと思いましたが、皆さんはどう予想しましたか?ぜひ考察をお聞かせください!
この記事を書いたのは……
生粋のドラマ好き、かほこです!
毎クール10~15作品ほど視聴しています!Tverで後追い派。
涙もろいのでタオル片手にドラマ見ることも少なくないです。
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