概要
主演:奈緒
原作:ハルノ晴『あなたがしてくれなくても』(双葉社)
脚本:市川貴幸、おかざきさとこ、黒田狭
演出:西谷弘弘、髙野舞、三橋利行(FILM)
視聴率:
第一話 5.8%
第二話 4.9%
あらすじ(※ネタバレ注意!)
会社で行われたお花見会の翌日。吉野みち(奈緒)は会社で新名誠(岩田剛典)とすれ違うも避けられてしまう。モヤモヤしたまま帰宅したみち。陽一(永山瑛太)ともギクシャクの状態が続き、白々しい態度で接してしまう。陽一がそんなみちの態度に不満を漏らすと、みちは私には逃げ場がないのと涙ながらに訴える。陽一は「みちは大切な家族」「離れるなんて考えてない」と話すが、それでもみちに触れることはなかった。
一方、新名たち夫婦も妻の楓(田中みなみ)の仕事が多忙で,、家でも夫婦の時間が取れずにいた。すれ違う2組の夫婦たち。
次の日。新名がみちの部署にやって来るが、みちの部下・北原華(武田玲奈)を通してしか会話をせず、新名とみちの間には気まずい空気が流れたままだった。一方、陽一のの働くカフェの付近で工事作業をする三島結衣花(さとうほなみ)は、窓に貼られたアルバイト募集の張り紙を見て陽一に声をかける―――。
新名が母の幸恵(大塚寧々)の見舞いを終え病院を出ると、ちょうどそこに楓がやって来る。母のために自社のカーディガンを持ってきた楓だったが、新名に託してすぐに仕事に戻ってしまう。仕事人間だった父の顔色を伺う母を見ていられず、自分を持っている楓に惹かれた新名。しかし今では自分の姿が母と重なり、やるせない思いを抱えているのだった。
その日の夜、また遅くに帰ってきた楓のためにお茶を入れてあげる新名。楓の寝てて良いという言葉を無視して準備していると「聞こえなかった?」と冷たく突き放されてしまう。
陽一の働くカフェでは三島がアルバイトとして働いていた。陽一は結婚に向いていなさそう、奥さんのことちゃんと見ているのかと尋ねられた陽一は何も答えられない。
みちは新名との間にある気まずさを払拭するため、今まで通り挨拶するように。すると新名から会って話がしたいと連絡が来る。不安を抱きつつもバーに向かうと、新名はみちを抱きしめたことを謝るのだった。みちの姿が自分と重なって慰めたくなったと話す新名。陽一と向き合おうとするみちを見て、自分も妻と向き合うことを決めたと話す。みちは戦友ができたみたいで嬉しいと笑顔を見せつつ、心のどこかで抱いていた淡い期待が崩れ去るのを感じていた。
その夜、新名が帰宅すると既に楓は家におり、最近仕事が忙しくて冷たく当たってしまったことを謝ってきた。日頃のお礼にとお茶を入れてくれる楓に来週の結婚記念日の予定を聞くと、楓はすっかり忘れていた様子を見せる。
そして結婚記念日当日。新名は花束を用意し約束のレストランに向かうが、楓は仕事が終わらずレストランには来なかった。夜遅く、予約したホテルになんとか来られた楓。新名が楓に触れると「疲れている」と拒否してしまう。新名が「今日だけは頑張れない?」と聞くとそれで満足するならと楓は面倒くさそうにベッドへ向かった。夫婦として愛を確かめたい新名と、仕事でそれどころではない楓。いたたまれなくなった新名はホテルを出てしまった。
その頃陽一の働くカフェでは早くに店を閉め、陽一と三島の2人きり。三島からの一緒に飲みたいとの誘いを断り、遅くならないうちに帰したが、帰り道三島が酔っ払いに絡まれているのを見つけ、バイクで送ることに。初めてのバイクに大はしゃぎの三島を見て、陽一は少し遠回りをして帰る。三島の家に着きバイクを降りると、三島は陽一にキスをした。家に来るかという三島の誘いを断り、1人帰る陽一。罪悪感からかみちに花を買って帰ると、みちはすごく嬉しそうだった。そんなみちを見て陽一は強引にみちを求め、2人はベッドへ。みちの携帯が鳴っている。相手は新名だった―――。
感想
なんかもう見てるのがしんどいです、、、!現時点で本当に最低って人がいないのがもう。新名はもう言うことないというか、どうか救われてくれって感じですけど、その他の3人にもそれはどうなんだろうってところと、いやぁそうなんだよね分かるよってところがあって。みちはね、もうよく頑張りましたよ。新名の優しさに惹かれるのも無理ないって思っちゃいます。試練はこれからなんだろうけど……どうか自分を大切にしてほしい。報われてほしい。陽一と楓も悪い人じゃないんですよね。パートナーのことをちゃんと愛している。それは伝わってくるけど、それでもすれ違いって起きるんだなぁって改めて感じさせられました。悪い人じゃないから余計に見ていて辛くなります。
みちの家も新名の家もどこか影が落とされているような重暗さがあって、ドラマ全体の雰囲気はすごく好きです。みちと新名の職場、楓の職場はとても明るいのに、各家と陽一の働くカフェはすごく暗い。明暗の分け方が良いなって思いました。あとだいたい夜に展開が進んでいくのも、大人のドラマって感じ。
最後まで見届けられるかなぁ……って思うけど、なんだかんだ見ちゃうんだろうなぁ。どうか皆さんも一緒に最後までお付き合いください!(笑)
この記事を書いたのは……
かほこ
生粋のドラマ好き、かほこです!
毎クール10~15作品ほど視聴しています!Tverで後追い派。
涙もろいのでタオル片手にドラマ見ることも少なくないです。
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