『わたしのお嫁くん』第二話 旦那失格の危機!?波乱の嫁入りシミュレーション~あらすじと感想~

わたしのお嫁くん

概要

主演:波瑠、高杉真宙

原作:柴なつみ『わたしのお嫁くん』(講談社『Kiss』連載)

脚本:橋本夏

演出:紙谷楓、城宝秀則、水戸祐介

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/oyome_kun/index.html

視聴率:

 第一話 6.1%

 第二話 6.4%

あらすじ(ネタバレ注意!)

 速見穂香(波瑠)と山本知博(高杉真宙)の嫁入り話の翌日。速見は山本にプロポーズのつもりはなく、一緒に暮らしたら生活が整うと思ってつい出てしまった言葉だと謝罪する。しかし山本はそんな速見の言葉を遮り、お試しで1週間嫁入りシミュレーションをしてみてはどうかと提案する。
 速見から話を聞いた親友の高橋君子(ヒコロヒー)は、金目当てではないかと心配する。一方山本家では、山本が"山本家伝統の宝刀"「お出汁しみしみ肉じゃが」を作り荷造りまでしていることを知った長兄・正海(竹財輝之助)と次兄・薫(古川雄大)が、愛する弟が誰かの胃袋を掴もうとしているのではと勘ぐる。山本は1週間泊まり込みの研修があると言って誤魔化すが……。
 そんな中でいよいよ2人の嫁入りシミュレーションがスタート。速見は早々に投資に興味がないと伝えると、山本は自分のことを疑っているのではとすぐに勘付いてしまった。正直に、このシミュレーションには山本へのメリットが無さすぎて心配になったことを打ち明ける速見。すると山本は咄嗟に、2人で暮らした方がお金が浮くからとその場をしのいだ。
 そんな折、福岡支社で営業成績トップの社員で、速見とも面識のある古賀一織(中村蒼)が東京本社へ異動してくる。速見と古賀の親しげな様子を見た山本は不安になり、嫁としてもっと頑張らなくてはと朝4時半から気合を入れて料理を作っていた。しかし寝不足のせいで山本は仕事に身が入らずミスが増えるように。そんな山本に対し、無理させているのではという気持ちと、一人暮らしの自由さがなくなって窮屈さを感じる速見。
 嫁入りシミュレーション最終日。速見は残業で1人会社に残っていた。古賀もまだ社内に残っており2人でカップ焼きそばを食べることに。久々のジャンクフードに喜ぶ速見。さらに、速見がよく見るズボラ飯のレシピを紹介するYouTubeチャンネルが、実は古賀のチャンネルだったことも発覚。速見はつい、同居人といると家が実家のようで、嫁というより母親みたいだと愚痴をこぼしてしまう。それを夜食を届けに来た山本が聞いてしまい、山本はその場を立ち去る。速見は急いで追いかけるが、山本に「あなたを産んだ覚えはない」と言われてしまう。速見は負けじと「身の回りのこと全部お世話してくれるけど、頼んでない」と言い返すと「良かれと思って」と反論する山本。速見は「その良かれと思える原動力はなに?」と問うが山本は答えられない。速見が「私は何も返せないのに」と伝えると、山本はシミュレーションは失敗だったとその場を立ち去ってしまった。
 翌朝、早見の家に母・良子(富田靖子)が訪ねてくる。未だに部屋が綺麗な状態で保たれていることに安心した良子。良子は、恋人でも友達でも良いから、そばで支え合える人がいてくれたら親は安心できると伝え、朝ごはんにおにぎりと味噌汁を作ってあげた。家事が苦手でも相手と話し合って工夫すればいい、相手と一緒に暮らしたいという気持ちがあれば大丈夫だと伝えると、速見は考え込むように味噌汁を見つめ―――。
 翌日、速見は山本を呼び出し、ボトルに入れてきた味噌汁を飲むように促す。それはインスタントのものだった。そして、自分が旦那として返せるものはお金だと話し始める。大黒柱となって金銭面で支えたいと話す速見に、それなら家事代行の方がいいのではと山本が問うと、速見は「山本くんが良い」と伝えるのであった。こうして速見と山本は正式に同居を始めることに。
 引っ越しもして家具家電も買い替え、いよいよ本格的に嫁と大黒柱としての生活が始まる。少しでも関係が近づいたことに喜ぶ山本だったが、早速廊下が速見の段ボールだらけになっており、文句を言うために速見の部屋に入ると、そこは足の踏み場もない汚部屋と化していた。山本が掃除用具を取りに部屋を出ようとした時、廊下の段ボールが崩れ部屋に閉じ込められてしまった2人。携帯もなく、夜も遅いためひとまず朝になるのを待つことにしたのだが、速見は2人でベッドで寝ようと提案。指一本触れないから安心してと笑顔を向ける早見を山本は押し倒し―――。

「俺は朝まで嫁でいられるか分かりません」

感想

いやぁああ二話目もきゅんきゅん!最後やばかったですねぇ。ちょっとニヤッとしてからの押し倒してからの「嫁でいられるか分かりません」なんて、高杉真宙の使い方をよく分かってらっしゃる!(笑)というかそれまでのシミュレーション期間1mmもそんな展開がなく終えられたのがむしろすごいですよね(笑)好きな人と同じ部屋で寝るなんて、私だったらドキドキして無理です!

急に仕事のシーンが激減して、速見のキャラがただお嫁くんに振り回される女子に全振りされちゃったのはちょっと気にはなりましたが、ここは新キャラ古賀くんに頑張ってもらいところかな?仲村さんの福岡弁もなかなか素敵でした!仲村さんは朝ドラ『エール』で初めてしっかり演技を見ましたが、かなり好きだった記憶があるので期待大です。

第三者目線だと山本はもうかなりアタックしてるように見えますが、何にも気が付かない速見は手強いですねぇ。山本の直球具合もなかなかだし、速見の質問の直球具合もなかなか。「メリットは?」とか「良かれと思える原動力は?」とか、そんなの「好きだから」一択しかないでしょうが!(笑)鈍感速見がどう変わっていくのか、見守りたいところです(親目線)

家事代行なら1時間数千円の料金が発生するところを、嫁だからと言ってただでさせるのは違うという速見の意見には頷けるものがありましたね。ここでもちょっと逃げ恥味を感じました。ただ代わりに家賃や光熱費諸々を支払うという代替案はこう、モヤっとするものが。まあでも共同生活は2人が納得する形にしていくことが1番大事ですからね。ここは1つの共同生活の形としてさらっと流して良いところなのかな?

社会派ラブコメディですから!ここからの2人の関係性もそうですし、社会問題もどう切り込んでいくのか、注目してきたいと思います!

この記事を書いたのは……

かほこ
かほこ

生粋のドラマ好き、かほこです!

毎クール10~15作品ほど視聴しています!Tverで後追い派。

涙もろいのでタオル片手にドラマ見ることも少なくないです。

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