『unknown』第一話 秘密を抱えた”夫婦”の衝撃ラブサスペンス〜あらすじと感想〜

概要

視聴率：

　第一話　７.６％

あらすじ(※ネタバレ注意！)

降りしきる雨、地面に広がる赤い血。

そこに薬指に指輪をした、ウェディングドレス姿の女性が横たわっている―――。

　夜明け前。路肩に停めた車の中であくびをする闇原こころ(高畑充希)。『週間熱波』のエース記者である彼女は、相棒カメラマンの加賀美圭介(町田啓太)と共に、清純派女優のスクープを掴むため張り込みをしている。こころは恋人である交番勤務の警察官・朝田虎松(田中圭)と付き合い始めて1年。さらに次のデートがこころの30歳の誕生日当日だと知った加賀美はそろそろプロポーズではと囃し立てるも、こころは複雑な表情を浮かべる。
　一方、自転車で朝のパトロールをする虎松。いつもの如く近所の人から大量の差し入れやお裾分けをもらって交番に戻ると、先輩の世々塚(小手伸也)からそろそろ結婚してはどうかと言われる。みんなお前の幸せを願っていると話す世々塚に、虎松は苦笑いで返すのだった。

　遡ること２年前。　
　2021年春。こころが家で過ごしていると玄関から大きな物音がした。恐る恐るドアを開けるとそこには酔っ払った虎松が寝ていた。警察を呼ぶと世々塚が現れ、虎松が過去にこの家に住んでいたことを説明し、虎松を連れ帰った。翌朝、虎松はお詫びの菓子折りを持ってこころの家を訪ねるが、お詫びも早々にドアを閉められてしまう。
　2021年夏。こころがスクープを掴むため加賀美と共に張り込みをしていると、その様子を怪しんだパトロール中の虎松が声をかける。丁度そのタイミングでターゲットが建物から出てきてしまい、こころはネタを飛ばしてしまうのだった。
　2021年秋。張り込みしている付近の駄菓子屋から金を盗んだと疑われてしまったこころ。近所の人も集まって騒ぎが大きくなってしまったところに虎松が現れこころを庇ってくれた。
　2021年冬。2人でご飯を食べに行きふざけあっていたが、不意に虎松は真剣な表情になり、こころの手を掴んだ。テーブルの下で手を繋ぐ2人。
　2022年春。2人は交際を始め、桜並木の下でじゃれあっている。

　そして2023年春。付き合って1年。こころは虎松のことを愛していたが、彼女には誰にも言えない秘密があった。それは彼女が吸血鬼一家の生まれだということ―――。
　血を飲んでいるだけで人を襲うことはないが、怖がられることがわかっていたのでどうしても言えずにいた。しかしこのまま付き合うなら言わなくてはと悩むこころ。本当は日差しもきついし、にんにくの匂いや十字架にも苦しめられていて、隠し通すのは難しいと感じていた。

　ある夜、近所のクリーニング屋に勤める五十嵐まつり(ファーストサマーウイカ)が最近誰かに後をつけられている気がすると、虎松と世々塚が飲んでいる居酒屋に逃げ込んでくる。その居酒屋ではニュース番組が流れており、5年前の死体遺棄事件について報道していた。3件の事件の被害者はいずれも体から血を抜かれていたと言う。しばらくして店主が、20時にコロッケを取りに来るはずの梅婆こと今福梅(木野花)が店に来ないとぼやく。時刻は21時を過ぎていた。不審に思った虎松が梅婆の元へ届けに行くと、梅婆はコロッケのことを忘れていただけで普通に家にいた。虎松はコロッケを温め味噌汁を作り食べさせた。一方居酒屋には入れ違いでこころが到着していたが、虎松が居酒屋に戻る頃には酔っ払って眠ってしまっていた。その帰り道、こころは虎松に秘密を打ち明けようとするが、隠してきたせいで傷ついた過去のトラウマが蘇り、またしても言えなかった。こころが帰宅すると父親の海造(吉田鋼太郎)がこっそり訪ねており、こころの誕生日を祝う。こころに胸を張って生きてほしい、普通である必要はないと伝えるとこころは泣いてしまう。

　そしてこころの誕生日当日。こころは加賀美に、虎松は世々塚に定時で帰らせてもらうが、虎松は財布をなくしたこどもの対応で待ち合わせに遅れてしまう。その頃梅婆は家で芋煮を作っていた。しかし途中で電球が切れていたことを思い出し1人で取り替えようとしたところ、足元がふらついて倒れ意識を失ってしまう。無事財布を見つけた虎松が電球を替える約束を思い出し梅婆の家に向かうと、コンロの火が家全体に燃えわたっていた。虎松はなんとか梅婆を救出するが、棚の下敷きになってしまう。するとそこにこころが駆けつけ、棚をどかし虎松を抱えて助けるのだった。女性1人では持ち上げられない棚をどかしたことを疑問に思っている虎松に、こころは吸血鬼であることを打ち明け、それでも好きでいてくれるかと問う。すると虎松はこころの頭を優しく撫でキスをするのだった。

　それから数日後、2人で居酒屋で飲んでいると、不意に虎松が「結婚しよっか」と呟く。こころは一言「うん」と返すのだった。

感想

おおおおお、そう来たか……！吸血鬼かぁぁあ！

私が勝手に予想していただけなので何も文句は言えないけど、ファンシーな設定では無いと踏んでいたのでこころの実家に着いた途端うわぁあって思ってしまった、、、。(笑)でもTwitterには虎松の狼男説もかなり有力な仮説として浮上していて、この設定に追いついているどころか、現段階では追い越しちゃってる皆さんに驚きです！私はまだこころの吸血鬼設定に心が追いついてない！(笑)

「ラブサスペンス」と謳っているだけあって視聴者の恐怖を煽るような演出が多かったですね。でも第一話から情報が多過ぎて、片時も離れず見てないといけない感が少々私には疲れました、、、！(苦笑)ここ伏線ですよ～って提示してくれているようなカットがかなり多かったイメージ。それが後々全部生きてくるんですかね。これは集中して見る必要がありますね。好みが分かれそう。

とは言ってもキャストが本当に豪華なので、うまくまとまりのあるストーリーになってくれたらいいなと期待。田中圭のあのニコニコ？へらへら？は世界を救うし、充希ちゃんのあの「ふぇ？」って顔はどんなシチュエーションでも可愛い。最後の枝豆プロポーズはアドリブなのかなぁ。2人ともすーごく可愛い。もっと早くカットしても良かったんだろうけど、あそこまで伸ばしてしかも贅沢に使ってくれて、見ていて幸せでしたねぇ。あとは小手伸也さんに吉田鋼太郎さん。この2人、最高です。サスペンスものにこういうスパイスになるベテラン俳優さんがいると、一気に見やすくなるというか、良い意味で見るハードルが下がりますね。私もこのお二人がいるので二話目も見ようかなと思えました！

さて虎松の抱える秘密は来週明らかになるのか。連続殺人事件はどう絡んでくるのか。もう少し様子を見たいと思います！皆さんの考察をぜひ教えてください！

この記事を書いたのは……

かほこ

生粋のドラマ好き、かほこです！

毎クール10～15作品ほど視聴しています！Tverで後追い派。

涙もろいのでタオル片手にドラマ見ることも少なくないです。